カナダに長く居れる?LMIA就労ビザを取得するために意識していたこと、申請の流れを紹介
こんにちは。
2度目の一時帰国中のSonokaです。
久しぶりになってしまいましたが、今年はブログ更新頑張ります!
直近の大きな変化といえば、2023年末にLMIA就労ビザが承認され、あと2年カナダに居れることになりました。
現在は、週に30時間程度レストランで働きながら、日本企業とのSEO関連の仕事も続けています。結構忙しいですが、この生活にも慣れてきました。
今回は、私がローカルのレストランでLMIA就労ビザを取得するためにやったこと、取得するまでの流れを説明していきます。
バンクーバーに来てからこれまでの経歴
まず始めに、これまでの略歴を簡単にお話しします。
最初の3ヶ月間は語学学校に通う。
プライベートカレッジでの授業【デジタルマーケティング】が開始!週に20時間のアルバイトが可能に。
現在の職場(レストラン)で「ディッシュウォッシャー」として勤務開始。週末1日のみ。
40時間の勤務が可能に。マーケティング関連の仕事は見つからず、レストランでの仕事を続けることに。
フルリモートでデジタルマーケティング代理店での勤務を開始する。
英語力や経験の無さから、現地でのマーケティング職は諦め、日本企業でマーケティング職の経験を積むことを優先!
現地通貨を稼ぐ為にレストランでの仕事も継続。週に25時間程度。
長期滞在を目的にLMIA就労ビザの申請を決意、フルタイム勤務に。
ワーホリビザが切れる前に申請をしていたため、引き続き働けました!
前述のように、2022年1月から今現在も同じレストランで働いています。
LMIA就労ビザとは?
雇用主にスポンサーしてもらって取得するビザです。特定の雇用主の下での就労が可能になります。
LMIA就労ビザを取得するために、雇用主はLMIA(Labour Market Impact Assessment)を申請し、許可を得なければなりません。
ワーキングホリデービザや学生ビザのように、自分ひとりで申請するのは難しいです。コンサルタントにお願いすることをおすすめします。
参考:ビザJPカナダ
LMIA就労ビザを取得するために意識してやったこと
最初からLMIA就労ビザを目的としていたわけではありませんが、レイオフが多いバンクーバーで生き残るためには、他の人よりも働かなければ!と意識していました。
その結果もあり、LMIA就労ビザを取得することができたのだと思います。ここでは、私が意識していた点4つを紹介します。
- 自分のポジション以外の仕事を見て覚え、同僚を助ける
- 日本人の採用を手伝う(求人の広告を出す、知り合いを紹介する)
- 遅刻、欠勤をしない
- シフトの調整を頼まれたときには引き受ける
自分のポジション以外の仕事を見て覚え、同僚を助ける
私の勤めるレストランは、持ち帰りが多い注文が多いこともあり、ディッシュウォッシャーの仕事はかなり楽です。当然1人で回せるし、クローズ以外はかなり暇です。
私は何もせずにぼーっとするのが苦手なため、手が空いてるときは、シェフたちがどのように仕事してるのかだったり、どんなメニューがあってどういう風に作るのかだったりをいつも観察してました。
特に頼まれてないけど、自分が空いてる時は率先して手伝いました。
そんな中、シェフが数人辞めることになって、オーナーから正式にキッチンヘルパーとして働いてくれないかというオファーをもらいました。同僚が推薦してくれたのだと思います。
日本人の採用を手伝う
ディッシュウォッシャーのポジションはこれまで日本人が担当していたこともあり、日本人の同僚が退職する際に、後任を探す手伝いもしています。JPカナダや人材カナダなどに求人広告を出したり、Twitterで声かけたりなど採用のサポートです。
LMIA就労ビザ申請の流れから取得にかかった期間
ここでは、LMIA就労ビザの申請の流れから取得にかかった期間について説明します。
プロセスは勤め先や利用するコンサルタントによって変わることもあると思いますので、参考程度に拝見いただけると嬉しいです。
私のワーホリビザは2023年10月末までだったため、5月頃から就労ビザ申請の準備を始めました。私の職場は就労ビザを出している事例が多く、専属のコンサルタントがいます。他のとこに頼んでもいいよとは言われましたが、就労ビザを持っている同僚も全員、そのコンサルタントを経由してといることもあり、専属のコンサルに頼むことになりました。
就労ビザを申請するおおまかな流れは、
- 1.求人を1ヶ月出す
- 2.LMIAを申請する
- 3.LMIAの承認後、就労ビザを申請する
就労ビザを承認する際には、条件を満たす必要があります。職種によって変わるようなので、移民局のサイトを確認してみてください。
私は、COOK(コック)として申請しましたが、2年以上の調理に携わった経験もしくは教育が必要といわれました。現在の職場での経験+日本で学生時代に働いていたレストランでの経験でクリアすることができました。
準備した書類は、パスポートや申請書類の他に大学の卒業証明書・雇用証明書(現在の職場+日本で働いてレストラン)です。その他書類の作成はすべてコンサルに丸投げでした。
後にこれが間違いだったと気づきます!永住権を目指していなくても可能性を残せるように調べることが重要です。
LMIAの承認が降りたのは、申請後3ヶ月後位だったと思います。5月から準備を始めて、求人を1ヶ月出した後に申請して8月末に降りたので大体2ヶ月から3ヶ月位ですね。
その後は、ワークビザの申請を9月末に行ないました。通常であれば、LMIAの承認後にすぐに申請できますが、私の場合は、LMIA承認後に、卒業証明や雇用証明を発行したため、時間がかかってしまいました。
LMIAが下りないこともあるので、このプロセスでコンサルが進めたのかも知れません。
そして、最終的に12月末にワークビザが承認され、手元にとどきました。
就労ビザの申請でやっておけばよかったこと
私は永住権を取得することを目標としていなかったこともあり、コンサルタントの実績などを確認しませんでした。就労ビザだけ取れたらそれでという考えでした。
しかし、後に正式に永住権をめざすことを決めて日本系のコンサルに相談をした際に、就労ビザでのジョブタイトルや提出する雇用証明をこうしてたら…永住権の申請の時にプラスになるという指摘をもらいました。
一度移民局に提出した内容を後に変えることはできません。辻褄が合わないとビザが降りないこと、時間がかかってしまうことがあるからです。
永住権を考えてる人や迷っている人は、今後の可能性を潰さないためにも、就労ビザから永住権の申請の全てをサポートできる、精通してるコンサルに依頼をしましょう!