カナダのバンクーバーにてタトゥーを入れてみた！値段や流れを解説

一時帰国からバンクーバーに戻る予定の飛行機が欠航になり、さらにホリデーシーズンで振替便がとれずホテルで暇をしていたSonokaです。

今回はバンクーバーにてタトゥーを入れたときのお話をします。
様々な意見がある話題なため投稿するか迷いましたが、おもいきって情報を共有させていただきます！

バンクーバーではタトゥーを気軽に入れることができますが、ご存知のとおりタトゥーは恒久的なものです。もちろん取り除くことはできるそうです。しかし費用がかかるだけでなく、痛みを強く感じると聞きました。

私も今だけではなく10年、20年後のことも考えた上で決断しました。

また私が本記事を書く目的は、タトゥーを入れたことを自慢したり、報告したりするためではありません。タトゥーを入れたいと考えている方に情報を共有したいと思ったからです。

少し堅い序盤になりましたが、以前Twitterにタトゥーのことをつぶやいた際に見知らぬ方からタトゥーのことを公共の場で話すのは辞めた方がいいとコメントをいただいたこともあり目的やお願いなどを書かせていただきました。

それでは、本題にいきましょう！

タトゥーを入れるための7ステップを解説します。

①デザインやサイズを決める

まずはGoogleやInstagramの検索結果を参考にタトゥーのデザインを決めます。

”タトゥー　蝶”　”タトゥー　桜”　”Tattoo flower”　などと検索するとデザインが出てきますので、気に入ったものをピックアップします。おおよそのサイズも決めておくとよいと思います。

②アーティストやスタジオを見つける

Instagramで気になるアーティストさんを見つけるのが一般的です。

バンクーバーのアーティストさんやスタジオを紹介されているアカウントがありそちらから選ばれるのもよいかもしれません。

BC Based Tattoo Artists

③問い合わせをする

InstagramのDMなどからメッセージを送ります。アーティストさんによってはメールでの連絡しか受け付けてないこともありますので、投稿やハイライトでの確認が必要です。

④デポジットを払う

アーティストさんやスタジオによって異なる可能性もありますが、私の場合は＄５０のデポジットを支払いました。これは、予約の確保のためです。

アーティストさんは施術の数日前までに最終的なデザインを作ります。その後に施術をキャンセルされてしまったら、デザインの作成にかけた時間が無駄になってしまいます。そういった事前のコストの保証としてデポジットを要求するのだと思います。

Sonoka

デポジットは施術料金に充てられます。例えば、施術料金が＄１００だった場合、施術日にデポジットを差し引いた＄５０＋チップ（10～20％）を払いました。

⑤最終デザイン画をもらう

施術の２・３日前にデザインの最終版が送られてきます。この時にデザインの変更をお願いすることができるそうです。しかしデザインを変更してもらう回数に制限があることも。最初の段階で要望はしっかり伝えておきましょう！

⑥施術を受ける

特殊なインクのついた紙にデザインが下書きしてあり、それを患部に転写します。そしてアーティストさんは、その転写した線をなぞってタトゥーを彫っていきます。３ｃｍ×３ｃｍのタトゥーで３０分ほどの施術時間でした。

施術中は体を動かしてはいけないので結構辛いです。私は痛みよりも、体が動かないように力を入れておかないといけないことが一番辛かったです。

施術が終わると患部にテープのようなものが張られます。透明のフィルターのようなものでした。「セカンドスキン」と呼ばれることもあるそうです。

⑦アフターケアをする

施術日に張っていただいたテープを３．４日間程度はがさないように言われます。（私は肌がかなり弱く、テープで肌が被れたため２日で取りました）

その後はできるだけ患部を保湿しなければなりません。（※最低でも１日３回）匂いのついていない保湿クリームであれば患部に使用できるそうです。
ヴァセリンをすすめられましたが、私はアロエベラを使っていました。

細かいケアについても施術後に指示があります。気になることはネットで調べたり、アーティストさんに連絡をとったりすることができました！とにかく保湿＋患部を掻かない＋日にあたらないことが重要です！

複数のアーティストに見積りをとる

アーティストさんによって金額が大きく異なります。
同じデザインでも全く違うということがあるはずです。そのため、複数のアーティストさんに見積りをおねがいしましょう。

例えば私はタトゥーを4つ入れていますが、2人の方に入れていただきました。
（最初のタトゥーは韓国人アーティストの方、残りの３つは、後述するLocindaさんに施術していただきました）

デザインも違うので完全な比較にはなりませんがご参考までに金額などを紹介します。

こう見ると最初のタトゥーはかなり高いことがわかります。

デザインは繊細ですが、線が薄くタッチアップも行ったため追加で＄10払っています。さらに入れてもらった文字がゆがんでいるため、仕上がりからもオーバーチャージな印象です。

それぞれのアーティストさんは知人から紹介していただいたので、他のアーティストさんと比較をせず即決しました。しかし紹介であっても複数のアーティストさんとコンタクトを取ることをおすすめします。

アフターケアを欠かさない

真偽はわかりませんが、タトゥーの仕上がりはアフターケアで決まると言われているほど大切です。

アフターケアについては、施術後にアーティストさんが教えてくれますのでそれに従えば大丈夫です！私は二の腕に入れた際に、バイトで重い荷物をたくさん運び腕に負荷をかけたことが仕上がりに影響したのかタッチアップを行いました。

Sonoka

仕事や生活を考慮してタトゥーを入れる場所や時期を決めるのが重要です！

タッチアップは痛すぎる！！！

先述しましたが、私はタッチアップをしてもらいました。

アフターケアの悪さと最初の施術でインクが薄かった＋線が細いことが原因だと思いますが、色が入らなかった部分があったからです。

施術1ヶ月程度でタトゥーの傷は完治し完成となります。しかしタッチアップとは、その一度完治した傷を開きまた色を入れていくわけです。もともと二の腕はあまり痛みを感じない部位と言われますが、タッチアップはかなり痛かったです。

私は3つのタトゥーをLocindaさんに入れて貰いました。日本語は話せませんので、英語での対応でした。しかし、ゆっくり話してくれるとても親切な方です。

Instagramで連絡を取っているときもレスポンスが早く安心してやりとりができました。価格もCA$100～と良心的です。

※2024年7月現在は＄150～と値上げされたようです

Locindaさんは太く濃いめのラインで彫ってくださったこともあり、薄くなる部分もなく仕上がりはとても良かったです。

時々キャンペーンもされています。以前は、3ｃｍ×３ｃｍのタトゥーが３つで＄１７５というプロモーションをされていました。お得すぎます！

LocindaさんのInstagram

単純にかっこいい、おしゃれだからという理由です。

タトゥーを入れると温泉に入れない、ＭＲＩがとれない、結婚式に出席できないなどいろいろ制約があるという話も聞きますが、それはその時にどうにかなるだろうと深く考えませんでした。

タトゥーを入れたとき痛みを感じましたか？

入れている時はあまり痛みを感じませんでしたが、2.3時間後に転んで擦り傷ができたときのような痛みがありました。痛みよりも数日後に激しい痒みに襲われるのが辛いです。

バンクーバーでタトゥーを入れる場合、チップはどの程度支払えばよいでしょうか？

施術料金の10～20％が相場だと思います。

今回はバンクーバーでタトゥーを入れた時のお話をさせていただきました。様々な意見がある話題ですが、バンクーバーでタトゥーを入れたいと考えている方の参考になればうれしいです。

それでは、また。最後まで読んでくださりありがとうございました。

Sonoka

デジタルマーケター

2021年9月カナダのバンクーバーに移住！現地でデジタルマーケティングを学び、現在は、東京にあるマーケ代理店と業務委託契約を交わしています。カナダでは、レストランのキッチンで働きつつ、永住権取得を目標にしています！