Co-op(コープ)留学に必要な英語力は?実際の体験に基づき解説

バンクーバーで大人気のCo-op留学ですが、どのくらいの英語力が必要なのか気になる方も多いのではないでしょうか。
本記事では、私の体験も踏まえたうえで、2025年時点の決まりなどについても最新情報を紹介しながら解説します。
Co-op(コープ)留学に英語力は必要?
私は、一定の英語力が必要だと思います。授業は100%英語で進められますし、ディスカッションやプレゼンテーションの機会も多いです。
そのため、先生の言っていることが理解できるだけでなく、英語で自分の意見を言える程度のスピーキング力も求められます。
私は、Co-op留学をした際にTOEIC880点を持っていましたが、授業についていくのに必死でした。先生の言っていることが5割しか理解できず、さらにスピーキングについては全く、クラスメートとのグループワークはとても辛かったです。
留学を決める際には、置かれる状況を想定したうえで、TOEICなどのスコアに頼らず、客観的に自分の英語力を測り、決断をされることをおすすめします。
Co-op留学に必要な英語力はTOEICでいうと何点?
私は、TOEICは基準のひとつにならないと考えます。理由は2つあります。
ひとつめは、TOEICはListeningとReadingの2技能を図るテストであり、授業やインターンシップで必要になるSpeakingの能力を知ることができないからです。
ふたつめは、ネイティブスピーカーはTOEICのListening問題のSpeakerよりも、圧倒的に速く話すからです。
実際に、私はTOEIC880点を持っており、さらにListeningはほぼ満点でしたが、先生の言っていることを理解するのにとても苦労しました。
TOEICが〇〇点以上だから大丈夫と思わず、客観的に英語力を判断するのが重要です。
各学校が定めるCo-op留学に必要な英語力
これまでは、各学校が持つ独自の英語力基準を満たせば入学が可能でした。しかし、2025年以降、IELTSやTOEFLなど公式テストのスコアが必要になっています。
たとえば、私が通っていたCICCC(コーナーストーン)では、IELTS 5.5-6.5相当、もしくはDuolingo 95-120相当という基準を設けています。

私が入学した2022年時点ではTOEICの点数基準も設けていましたが、BC州の方針により、削除されているようです。
しかし、英語力が基準に満たない場合、ESLを受講し英語力を基準まであげてから、Co-opプログラムを開始できるそうです。
私は経験済みですが、ESLに通ったからといって、英語力は大きくあがらない場合が多いので注意が必要です!(もちろん努力次第ですが…)
たとえば、IELTS5.0の方が、2ヶ月間グループ授業であるESLを受けるだけで、スコアが5.5と同様になるということは考えられません。
結論:Co-op(コープ)留学に必要な英語力とは
私が「Co-op(コープ)留学に必要な英語力とは?」と聞かれた場合は、抽象的になってしまいますが、「ネイティブスピーカーの言っていることが7割は理解できる+自分の意見を言える」と回答すると思います。
IELTSであれば、6.0以上はあった方が良いと思います。私はIELTSを受けたことがないので印象論になりますが、英語がほとんど不自由なく話せる友達は、6.0以上持っている子が多いです。
正直、ワーホリでカナダに来る人たちよりも高い英語力が求められると思います。それは、専門知識を英語で学び、実践するというハードルの高さがあるという理由です。
まとめ
今回は、Co-op(コープ)留学に必要な英語力について解説しました。英語力はあればあるだけ良いのは間違いありません。
私のように、英語力が足りなくていろいろな機会を逃さないようにしっかりと準備されるのをおすすめします。
それでは、また。