こんにちは。バンクーバーに来て1年経過したSonokaです。
今回はCo-op(コープ)留学体験談ということで、私がカナダに留学を決めた理由からインターン先として日本の企業で働くことを決めるに至った流れ、Co-op留学を検討している方に伝えたいことの順にお話していきます。
その前に、軽く私のバックグラウンドについてふれておきます。
※お伝えしておくことで、よりイメージしやすく、Co-op留学を検討している方の参考になればなと考えています!
年齢:31歳(1991年生まれ)
学歴:私立4年生大学卒(商学部商学科)
職歴:
・保険会社勤務(4年半、主に顧客対応・査定担当・病院対応)
・病院勤務(1年半、院内会議の資料作成、補助金の申請、医師採用の手伝い)
・某TV局の下請け会社(8ヶ月、顧客情報管理)
英語:TOEIC880点、英会話は苦手
とこんな感じの女です!それでは本題にいきましょう。
カナダにCo-op留学を決めた理由
結論をいうと、他に選択肢がなかったからです。
時系列で経緯を話していきます。
2020年3月 留学のために退職
2020年5月 フィリピン留学 延期決定
2020年12月 いったん留学を諦め派遣社員として仕事を再開
2021年4月 フィリピンの国境があくのは2022年になると情報を得る
↑
この時、国境再開まで待てない、
ボーナスもない安いお給料で働き続けるのは時間がもったいない!と思いました。
そして、他の国へ留学に行けないか考え始めました。貯金はある程度あったもののできるだけ使いたくなかったので、物価の安い国で探していました。しかし、どこも国境が閉まったまま(開くのもいつかわからない状態)でした。
アメリカ英語が学べる国で当時留学が可能だったのは、マルタとカナダだけでした。どちらも日本から遠く、物価も高いため収入がなければ長期の滞在は難しいです。
働けるビザがあるかどうか調べていくうちにカナダのCo-op留学というものを知りました。英語+専門分野が学べて、アルバイトやインターンができる!そんなおいしいプランに乗らないわけがない!!!
ということでカナダ留学が決定しました。
ワーホリで渡航することを考えなかった理由
ワーホリで渡航することを考えなかった理由は2つです。
- (渡航時の2021年)渡航前にジョブオファーが必要だったこと
- 自分の英語に自信がなかったこと
バンクーバーを選んだ理由
留学先の都市としてバンクーバーを選んだ理由は3つです。
- 気候が東京と似ている(ときいた)
- Co-opプログラムのインターンが有給である
- 移民(アジア出身)が多い
移民が多いという理由はとても重要でした。私が渡航した2021年9月はコロナ渦真っ最中であり、アジア人差別に関する情報を多く目にしました。
移民が多い=外国人に理解がある方が多いと思ったのです。
Co-op留学でデジタルマーケティングを選んだ理由
当初、興味があったのはビジネスとデジタルマーケティングでした。
ビジネスコースについては、下記のように考えました。
- 様々な分野を広く浅く学ぶ
→短期間で専門的な知識を身につけることは難しい - ビジネスや経営について学ぶなら日本
→ビジネスを立ち上げるとしたら日本→日本で通用するルールを学んだほうがよい
デジタルマーケティングのコースについては、
- デジタルマーケティングは全ビジネスに必須
→今後どんな会社で働いても応用がきく - ビジネスよりは専門的に学べる
という個人的な意見を持っていました。
そして、将来やってみたいことがなかったので、応用の利く分野を学ぼうと思い、デジタルマーケティングのコースに決めました。
(今思えば、本当に適当な決め方ですよね…)
学校(CICCC)を選んだ理由
エージェントの紹介や個人でのリサーチから4校がテーブルに上がっていました。
- タムウッド
- グレイストーン
- CICCC
- カナディアンカレッジ
私の条件は、座学とインターンが一年で終了するコースという一つだけでした!
その条件を満たす、タムウッドとCICCCの二つに絞り、最終的に価格で決めました。(皆さん気づいていると思いますが、適当ですwww)
渡航・入学前の目標
当初の目標は、デジタルマーケティング担当としてバンクーバーの企業で働き永住権をとることでした。カナダにきたこともなかったのに、漠然と海外で暮らしたいという思いが強かったです。
それは、日本の会社で働くこと、年齢的に結婚や出産の重圧を感じることに疲れていたからだと思います。
専門的な知識をもっていなかったこともあり、日本での転職活動に不安もありました。若者を育て長期的な雇用にしたいという理由で応募条件が29歳までになっていたりと歳を取れば取るほど窮屈に感じました。
Co-op留学の座学中の取り組み
現地就職をめざして座学の1ヶ月目から積極的に動いていました。
- ボランティア探し
→カナダの企業で経験を得るため。 - サーバーとドメインの契約、ウェブサイト(本ブログ)の開設
→学んだことを実践するため。
ポートフォリオを作成するため。
そして、座学の3ヶ月目にマーケティングポジションのボランティアが決まりました。そこで英語の壁にぶち当たりました。ネイティブとのグループミーティングでは何も発言できなかっただけでなく、3割程度しか内容を理解できなかったのです。
それから、英語とマーケティング勉強、バイト、別のボランティア探し、ポートフォリオの作成など忙しい日々を送りました。学校には週2回行けば良い方で、基本的にはオンライン受講で通学時間を節約しタスクをこなすという生活でした。
就職活動(インターン先)
座学の4ヶ月目から主にIndeed、Linkedln、Craiglistを使ってインターン先を探し始めました。
トロントの会社で無給のインターンやバンクーバーの企業にてソーシャルメディア担当として1週間働きましたが、結果としては、今現在も現地就職はできていません。(この部分については別記事書こうと思います)
そして、下記の理由から、3ヶ月で現地就職を諦めて就職活動を辞めました。
- 英語力が不十分である
→何社かの面接と無給のインターン中に痛感しました。 - 日本の企業でインターンが決まった
やはり、大きいのは英語の壁です。日常会話はできても、ビジネスとなると別です。そして、マーケターとして働く中で、文化や現地で暮らす人の考え方理解も必須だと思いますが、そちらの側面でも現状の私では力不足だと感じました。
日本の企業に就職(インターン)した理由
私は、8月から日本の会社でインターンとして働いています。
SEOを中心に業務を担当しています。
私がカナダにいながらも日本の企業で働く理由は下記の2つです。
- 日本に帰国することを決めた
→カナダ永住希望でしたが、やはり日本が一番です。
ビザが切れたら帰国するので、それまでに日本で働くための基盤を作りたい - SEOを中心として働きたかった
→バンクーバーでは、経験者の採用しか見なかった
良い会社、上司に出会えて、今は仕事がとっっっっても楽しいです。
現地就職できなかったので、Co-op留学は失敗と思われるかもしれませんが、
私はデジタルマーケティングを学んで、その中で今後ずっとやりたい仕事をみつけることができたので、この留学は大成功です。
最後にCOOP留学を考えている方に伝えたいこと
他のコースは分かりませんが、デジタルマーケティングに関連するCo-opのインターン先を見つけるのはかなり大変です。淡い期待は抱かない方がよいです。
そして、私の周りでIndeedやLinkedlnからの応募で現地就職している知人はいません。既存のコネクションからの紹介、応募をしていない会社に電話や訪問でアプローチなど運やタイミングで仕事を見つけたという方が多いです。
そして、私個人の感覚ですが、現地就職している知人は全員英語が堪能です。
Co-op留学でデジタルマーケティング受講予定の方へ言いたいことは、
- とにかく英語力をあげる
- マーケティングの関連の知識を日本語で完璧に理解しておく
- 現実は甘くない(Twitterは成功者であふれていますが…)
絶対にマーケティングのポジションで現地就職したい方は、入念な準備をしてから渡航してください。過去の私にも伝えたいくらいの思いですwwwww
以上、最後まで読んでくださりありがとうございます。
コメント
コメント失礼します
まさに今co-opでデジタルマーケティングをしている者です。まだ始まって1ヶ月なのですが、将来が不安すぎ色々調べていたらこちらのブログに辿り着きました!とても参考になりました、とりあえず今目先にあるものに取り組んでまいりたいと思います!